アスパラガスの品種
紫アスパラガス
アントシアニンによって茎が紫色になるアスパラガス。緑種より糖度が高く、やわらかいので生でも食べられる。ただし加熱すると紫が抜けて緑に戻ってしまうので、色を活かすなら生のまま使う。多年草である点は緑種と同じにあたる。
むらさきあすぱらがす
ほかの品種と何が違うのか
緑種より甘く生で食べられる。ただしゆでると紫が緑に戻る。
この品種が生まれた理由
紫アスパラガスの色はアントシアニンによるもので、熱で壊れる。ゆでた瞬間に緑になるので驚かれるが、これは色素の性質にあたる。糖度が高くやわらかいので、生のまま薄切りにしてサラダにすれば、色も味も活かせる。
味と食感
緑種より糖度が高く、やわらかい。生のまま薄切りにするとサラダで色が映える。加熱すると甘みは残るが色は抜ける。
紫アスパラガスを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどアスパラガスに共通する基本はアスパラガスのページを参照してください。
- 植えた年と翌年は収穫しない。地上部を茂らせて株に養分をためさせる。
- 3年目から本格的に穫れる。以後10年以上同じ株から穫れる。
- 秋に地上部が枯れたら刈り取る。株は残す。
- 紫色は日に当たった部分に出る。加熱すると色が抜けるので、生食で色を活かす。
収穫適期の見分け方
- 若茎が20〜25cmに伸びたら地際で切る。紫色が出ていれば品種の姿にあたる。
- 緑種より甘く、生でも食べられる。
- ゆでると紫が緑に戻る。色を使うなら生で切る。
保存と食べ方
生のサラダ、カルパッチョが定番。加熱すると紫が緑に戻る。
よくある失敗
- ゆでると紫が緑に戻る。色を活かすなら生で使う。
- 植えてすぐ穫ると株が育たない。2年は我慢する。
地域別の作型
アスパラガスの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。
寒冷地東北・北海道・高冷地
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1年目(株を育てる) | ||||||||||||
| 2年目以降 |
一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる
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| 2年目以降 |
暖地九州・四国・南関東の平野部
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| 1年目(株を育てる) | ||||||||||||
| 2年目以降 |
品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: アスパラガスの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)
栽培カレンダー
アスパラガスの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期です | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
アスパラガスのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- グリーンアスパラガス日に当てて育てる一般的なアスパラガス。穂先が締まっているうちに穫る。ウェルカムやメリーワシントンなどの品種がある。多年草で、一度植えると10年以上同じ株から穫れる。ただし植えた年と翌年は収穫せず株を育てるので、本格的に穫れるまで3年ほどかかる。
- ウェルカム雌株が入らない全雄系のアスパラガス。種子がほとんどできないので、こぼれ種から実生が雑草のように生えることがない。太い階級の割合が高く多収で、定植2年目から質のよい茎が穫れる。
- さぬきのめざめ香川県香川県が育成したアスパラガス。春の萌芽が早く、1月下旬から穫れる。伸びても穂先が開きにくく締まったままで、通常の2倍ほどの長さまで伸ばしても根元までやわらかい。長いまま出荷される。