ヤーコンの品種
サラダオカメ
近畿中国四国農業研究センターが、国際バレイショセンターから導入した系統に在来の導入系統を交配して育成し、2003年にヤーコン農林3号として命名登録された。塊根の肉色が鮮やかなオレンジ色で、糖含量が高く甘みが強い。極めて多収だが、塊根の表面の凹凸がやや目立つ。
ほかの品種と何が違うのか
肉色が鮮やかなオレンジ色。糖含量が高く甘みが強い。
この品種の要点
- 育成元
- 近畿中国四国農業研究センター(2003年〜)
この品種が生まれた理由
ヤーコンは1980年代に日本へ入った新しい作物で、日本初の品種「サラダオトメ」が2000年に発表された。サラダオカメは肉色と食味の多様化を狙って育成され、同じ年に登録された「アンデスの雪」(白肉・貯蔵性重視)と対になる。母本は1992年に国際バレイショセンターから導入された系統にあたる。
味と食感
糖含量が高く甘みが強い。生でシャリシャリした食感があり、サラダに向く。オレンジ色の肉色が皿の上で目を引く。
サラダオカメを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどヤーコンに共通する基本はヤーコンのページを参照してください。
- 夏が涼しい北海道・東北や、西南暖地の標高の高い場所に向く。
- 極めて多収なので、株間を詰めると掘りにくくなる。
- 塊根の表面に凹凸が出やすい。皮をむくときは厚めにむく。
プランター・家庭菜園で育てる
- 塊根が大きく張るので、深さ40cm以上の大きな容器が要る。
- 地上部が1.5m以上になる。倒れないよう支柱を立てる。
- 霜に当たると地上部が枯れる。枯れたら掘りどきにあたる。
収穫適期の見分け方
- 霜が降りて地上部が枯れたころが掘りどきにあたる。
- 掘りたてはまだ甘みが乗っていない。2週間ほど置く。
- 肉色がオレンジ色になっているかで、他の品種と見分けられる。
保存と食べ方
泥付きのまま冷暗所に置く。掘りたてより2週間ほど置いたほうが甘みが増す。切ると褐変するので、切ったら酢水にさらす。
よくある失敗
- 塊根表面の凹凸がやや目立つ。見た目より味で選ぶ品種にあたる。
- 暑さが続く平地では収量が落ちる。冷涼な場所が向く。
栽培カレンダー
ヤーコンの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- サラダオカメ農研機構 育成品種
- ヤーコンの新品種「アンデスの雪」「サラダオカメ」農研機構
ヤーコンのほかの品種
2品種。果実の大きさや産地で見比べられます。