ヤーコンの品種
アンデスの乙女
近畿中国四国農業研究センターが「サラダオトメ」に導入系統を交配し、その後代にさらに別の導入系統を交配して育成したヤーコン。2011年3月に品種登録を出願した。収穫直後のいもの表皮が、既存の品種にない鮮やかな赤紫色になる。裂根率が極めて低い。
あんですのおとめ
ほかの品種と何が違うのか
表皮が鮮やかな赤紫色。既存の品種に無い色にあたる。
この品種の要点
- 育成元
- 近畿中国四国農業研究センター(2011年〜)
この品種が生まれた理由
ヤーコンは掘るときに裂根(いもが割れる)が起きると、商品にならないうえ貯蔵もできない。アンデスの乙女は裂根率が極めて低く、生育も旺盛にあたる。赤紫の表皮は既存の品種に無い特徴で、売り場での見分けにもなる。甘みは「サラダオトメ」とほぼ同等。
味と食感
可食部の甘みはサラダオトメとほぼ同等。生でシャリシャリした食感があり、サラダやきんぴらに向く。赤紫の皮は薄くむける。
アンデスの乙女を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどヤーコンに共通する基本はヤーコンのページを参照してください。
- 生育が旺盛で、1株あたりの塊根数と塊根重にすぐれる。
- 裂根率が極めて低い。掘るときに割れにくい。
- 収穫直後の表皮が鮮やかな赤紫色になる。時間がたつと色は落ち着く。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ40cm以上の大きな容器が要る。塊根がよく張る。
- 生育が旺盛なので、鉢では株間より深さを優先する。
- 地上部が高くなる。支柱を立てて倒れを防ぐ。
収穫適期の見分け方
- 霜が降りて地上部が枯れたころが掘りどきにあたる。
- 掘った直後の表皮が鮮やかな赤紫色なら、この品種で間違いない。
- 裂根が少ないので、多少大きくしても割れにくい。
保存と食べ方
泥付きのまま冷暗所に置く。裂根が少ないので傷みにくい。切ったら酢水にさらして褐変を防ぐ。
よくある失敗
- 表皮の赤紫は収穫直後がいちばん濃い。置くと落ち着く。
- 生育が旺盛なので、株間を詰めると地上部が混み合う。
栽培カレンダー
ヤーコンの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
ヤーコンのほかの品種
2品種。果実の大きさや産地で見比べられます。