ウドの品種
東京ウド
- 東京都
光の入らない「室(ムロ)」と呼ばれる地下3mほどの穴の中で育てる。地下で伸びるので真っ白でアクが少なく、土が付かずまっすぐ育つ。ほかの産地には無い作り方にあたる。旬は1月から4月。
とうきょううど
ほかの品種と何が違うのか
地下3mの穴の中で育てる。ほかの産地には無い作り方にあたる。
この品種の要点
- 産地
- 東京都
この品種が生まれた理由
ウドは日本原産の野菜で、古くは自生のものを採って食べていた。東京では文政年間(1818〜30年)に井草の古谷岩右衛門が愛知県の作り方を習って持ち帰り、天保年間(1830〜44年)には吉祥寺でも作られるようになった。昭和23年から高橋米太郎が横穴を掘って軟化させる方法を研究し、昭和26年1月に軟化うど560kgを出荷、昭和35年に「軟白野菜促成穴蔵」として実用新案が認められた。関東ローム層の崩れにくい粘土質が、地中深く穴を掘るのに向いていたことが産地の条件になった。
味と食感
真っ白でアクが少ない。生のまま酢のものやサラダにでき、皮はきんぴらにする。
東京ウドを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどウドに共通する基本はウドのページを参照してください。
- 地下3mほどの室で軟化させる。家庭でここまでは再現できない。
- 光が入ると緑になって香りが変わる。暗さを保つことがすべてにあたる。
- 崩れにくい粘土質の土が要る。砂地では穴が保てない。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さのある容器に株を植え、上から段ボールや黒い袋をかぶせて暗くする。
- 室ほどの深さは取れないので、伸びる長さは短くなる。
- 冬から早春にかけて伸ばす。暖かくなると硬くなる。
収穫適期の見分け方
- 旬は1月から4月。
- 真っ白なうちに穫る。緑がかったら光が入っている。
- 土が付かずまっすぐ伸びているのが、室で育てたものの姿にあたる。
保存と食べ方
光に当てると緑がかって硬くなる。新聞紙に包んで冷暗所へ置き、切ったら酢水にさらす。
よくある失敗
- 山ウドとは作り方も姿もまったく違う。取り違えない。
- 家庭では地下3mの室を作れない。段ボールで暗くするやり方は代用にとどまる。
栽培カレンダー
ウドの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期です | 2月は植え付けの時期です | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期です |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期です | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 東京ウド 江戸東京野菜についてJA東京中央会
- 東京ウド 江戸東京野菜とうきょうの恵み TOKYO GROWN