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ウドの品種

軟白ウド

光を当てずに育てた真っ白なウド。品種名ではなく育て方による呼び分けにあたる。皮がやわらかく、皮ごと炒め物に使える。東京の立川・国分寺では、畑の地下に掘った「ムロ」と呼ぶ穴蔵に根株を伏せ込んで作る。

なんぱくうど

「軟白ウド」は特定の品種名ではありません

ウドのうち、見た目や性質が近いものをまとめて呼ぶ名前にあたります。 この名前の種や苗は売っていないので、育てるときは具体的な品種名で探してください。

品種名ではない名前の一覧 もあります。

この呼び名にあたる品種:東京ウド三島独活

ほかの品種と何が違うのか

育て方による呼び分けで品種名ではない。皮ごと使える軟らかさ。

この品種が生まれた理由

軟白ウドは第二次世界大戦中に考案された作り方で、はじめは杉並・吉祥寺・練馬で盛んに作られ、いまは立川・国分寺に中心が移った。サツマイモの貯蔵に使っていた地下の穴蔵を、冬に育つ野菜のない時期の栽培に転用したのが始まりとされる。

味と食感

香りは山ウドより穏やかで、えぐみが少ない。皮がやわらかいので皮ごと炒められる。生のまま酢味噌で和えても筋が気にならない。

軟白ウドを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどウドに共通する基本はウドのページを参照してください。

  • 光を完全に遮ることが白さを決める。穴蔵でなくても、覆いをかければ家庭でもできる。
  • 1年目は収穫せず、根株を太らせることに使う。
  • 2年目以降、2週間おきに15cmずつ3回に分けて土を盛る。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 深さのある10号鉢に1株。鉢の上に暗くする覆いをかければ軟白できる。
  • 夏は25℃を超える暑さを嫌う。半日陰に置く。
  • 8月を過ぎて肥料を効かせると、翌年の芽が細くなる。

収穫適期の見分け方

  • 地上30cmほどに伸びたころ、土を掘って株元から切る。
  • 早いところでは4月から穫れる。ムロを使う軟白栽培では冬から出回る。
  • 穂先がピンとして、うぶ毛が密に付いているものが新鮮にあたる。

保存と食べ方

光に当てると硬くなるので、新聞紙に包んで冷暗所に置く。切ったら皮を厚めにむき、酢水に5分ほどさらす。

よくある失敗

  • 光が入ると緑になり硬くなる。覆いの隙間を残さない。
  • 育て方の呼び名なので、種苗店では「ウド」の根株を探すことになる。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期です
2月は植え付けの時期です
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期です
4月は収穫の時期です
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

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