ほかの品種と何が違うのか
小粒だが香りがよい。粒の大きさではなく香りで選ばれてきた。
この品種の要点
- 産地
- 岐阜県
この品種が生まれた理由
サンショウは産地ごとに違うものが残ってきた。和歌山が大粒で房状のぶどう山椒を伸ばした一方、飛騨では小粒で香りの強いものが作られてきた。寒い土地で育つことと香りの強さが結びついているとされ、同じ木でも土地によって選ばれる方向が変わった例にあたる。ほかに、小葉が卵形で数が少ないリュウジンザンショウも食用にされている。
味と食感
粒は小さい。粉に挽いたときの香りで評価されてきた系統にあたる。
高原山椒を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどサンショウに共通する基本はサンショウのページを参照してください。
- 寒さには比較的強い。ミカン科のなかでは冬に耐えるほうにあたる。
- 実を穫るなら、つぎ木した雌木を植えて雄木を近くに置く。
- 株元に敷きわらを置いて乾かさない。根が浅い。
収穫適期の見分け方
- 実山椒として使うなら、初夏の青い実を摘む。
- 粉にするなら、熟した果皮を乾かす。
- 小粒なので、収穫の手間は粒の大きいものより増える。
保存と食べ方
粉にするなら、使う直前に挽く。挽いたものは冷凍しておくと香りが残る。小粒なので、挽く前の乾かし方で香りの残り方が変わる。
よくある失敗
- 粒の大きさを求める用途には向かない。香りで使う。
- 移植に弱い。鉢から地面へ移すときも根を崩さない。
- 枝に棘がある。朝倉山椒と違って棘は残っている。
栽培カレンダー
サンショウの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | あり | あり | あり | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | あり |
| 収穫 | なし | なし | なし | あり | あり | あり | あり | あり | なし | なし | なし | なし |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- サンショウウィキペディア日本語版