ミョウガの品種
早稲田ミョウガ
- 東京都
大きく赤味を帯びた見た目と、香りのよさが持ち味になる。つぼみは秋(9〜11月)、根茎から出た茎葉を軟化させて伸ばす「ミョウガタケ」は春から初夏(3〜6月)が旬にあたる。
わせだみょうが
ほかの品種と何が違うのか
つぼみとミョウガタケで旬が2回ある。軟化させる作り方が江戸職人の技にあたる。
この品種の要点
- 産地
- 東京都
この品種が生まれた理由
江戸時代から大正時代にかけて早稲田のあたりで広く作られ、薬味として使われてきた。徳川将軍家の食膳にも上っている。文京区の茗荷谷という地名は、このあたりにミョウガ畑が広がっていたことに由来するとされる。明治以降の宅地化で作られなくなったが、近年に地下茎が見つかり、平成23年(2011年)に復活した。いまは新宿区と練馬区で作られている。
味と食感
香りが強く、赤味が鮮やか。つぼみは薬味や甘酢漬けに、ミョウガタケは吸いものや天ぷらにする。
早稲田ミョウガを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどミョウガに共通する基本はミョウガのページを参照してください。
- つぼみは秋、ミョウガタケは春から初夏。同じ株から2つの穫り方ができる。
- ミョウガタケは根茎から出た茎葉を光を当てずに軟化させて伸ばす。
- 在来種のため市販の種株が出回りにくい。産地の直売所や地域の種苗店が主な入手先になる。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ30cm以上の容器に地下茎を植える。日陰に置く。
- ミョウガタケを作るなら、伸びる茎に光が当たらないよう覆う。
- 地下茎で広がるので、数年で植え替える。
収穫適期の見分け方
- つぼみは9月から11月。花が開く前に穫る。
- ミョウガタケは3月から6月。軟化させて伸ばしたものを穫る。
- 大きく赤味を帯びているのがこの品種の姿にあたる。
保存と食べ方
湿らせた紙に包んで冷蔵し、4〜5日。乾かすと香りが飛ぶ。
よくある失敗
- 花が開くと香りが落ちる。つぼみのうちに穫る。
- ミョウガタケは光を当てると緑になって硬くなる。覆いを外さない。
栽培カレンダー
ミョウガの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期です | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 早稲田ミョウガ 江戸東京野菜についてJA東京中央会
- 早稲田ミョウガ 江戸東京野菜とうきょうの恵み TOKYO GROWN