キヌサヤの品種
白竜
白い花が咲くキヌサヤ。莢が大きく収量が多い。エンドウには白花種と赤花種があり、白花種は莢がやわらかく食用向き、赤花種は豆を穫る用途に使われることが多い。花の色で系統が見分けられる。
はくりゅう
ほかの品種と何が違うのか
白い花が咲く系統。エンドウの花の色は莢の性質と結びついている。
この品種が生まれた理由
エンドウの花の色は白と赤紫に分かれ、それが莢の性質とゆるやかに対応している。白花種は莢がやわらかくキヌサヤ向き、赤花種は莢が硬く実エンドウ向きの傾向がある。花が咲いた時点で、どういう性質の株かが分かることになる。
味と食感
莢が大きくやわらかい。さっとゆでるとシャキッとした食感になる。収量が多いので、まとまった量が穫れる。
白竜を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどキヌサヤに共通する基本はキヌサヤのページを参照してください。
- エンドウは秋にまいて冬を越す。苗が大きすぎる状態で越冬させると寒さで傷むので、まき時を守る。
- エンドウは連作を嫌う。同じ場所で作るなら4〜5年あける。
- うどんこ病が出やすい。株元の風通しをよくし、混みすぎたら整理する。
- 莢がやわらかい品種にあたる。すじが気になりにくいので、下ごしらえが軽い。
収穫適期の見分け方
- 莢が薄く平たいうちに穫る。中の豆がふくらんできたら遅い。
- 白い花が咲いてからおよそ2週間が目安にあたる。
保存と食べ方
白い花が咲く系統にあたる。莢が薄いうちに穫るので、火の通りが早い。ポリ袋に入れて冷蔵し、早めに使う。
よくある失敗
- 穫り遅れると豆が育ち、莢が硬くなる。
栽培カレンダー
キヌサヤの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期です | 11月はタネまきの時期です | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
キヌサヤのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- 成駒三十日なりこまさんじゅうにち早生のキヌサヤ。莢がやわらかく、すじが気になりにくい。キヌサヤは莢が薄く平たいうちに穫るもので、中の豆が育つ前が穫りどきになる。名の「三十日」は、花が咲いてから収穫までの早さを表しているとされる。
- 兵庫絹莢ひょうごきぬさやつるあり白花のキヌサヤ。草丈150cm前後になる。莢はキヌサヤとしてはやや小ぶりだが甘みがあり、繊維が少なくてやわらかい。秋まき用の白花エンドウの代表格にあたり、家庭菜園でも作りやすい。節を伸ばしながら次々に花を付けるので、長く穫り続けられる。
- 矮性赤花絹莢わいせいあかばなきぬさや赤い花が咲くわい性のキヌサヤ。草丈50cmほどで節間が短く、分枝が多い。熟期は早生。莢は長さ7〜8cmで曲がりが少なく、表面が滑らかでシワも出にくい。莢色は濃緑で肉質がやわらかい。支柱が短くて済むので、狭い場所でも作れる。