ヘチマの品種
大長へちま
ヘチマの代表品種として扱われている長形種。つるが旺盛に伸びるので緑のカーテンに向く。完熟した実は50〜60cmになる。とり遅れると繊維が発達するため、食べるなら若どりを徹底する。
おおながへちま
ほかの品種と何が違うのか
完熟果は50〜60cm。つるが旺盛で緑のカーテンに向く。
この品種の要点
- 育成元
- トーホク
この品種が生まれた理由
ヘチマは1株で日よけ、たわし、食用、ヘチマ水の4つに使えるが、どれを取るかで穫る時期がまったく違う。この品種は完熟させると実が50〜60cmになるので、繊維を取る使い方に向く。逆に食べるつもりなら、繊維が発達する前の若いうちに穫り切ることになる。同じ株から違うものを取るには、何を主にするかを先に決めておく必要がある。
味と食感
若い実はとろけるような口当たりで、酢の物や炒め煮にする。繊維が発達したものは食べられない。
大長へちまを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどヘチマに共通する基本はヘチマのページを参照してください。
- つるが旺盛に伸びる。支柱とネットを立てて絡ませる。
- 緑のカーテンに向く。日よけを主目的にしてもよい。
- 食べるなら若どりを徹底する。とり遅れると繊維が発達して食べられない。
- ウリ科を数年作っていない畑を選ぶ。連作障害が出る。
プランター・家庭菜園で育てる
- 容器でも作れるが、つるが伸びるのでネットの高さを確保する。
- 水と肥料を切らさない。つるの伸びが落ちると日よけにならない。
- 完熟果は50〜60cmになる。重さを支えられる支柱にする。
収穫適期の見分け方
- 食べるなら、実が若くてやわらかいうちに穫る。
- 繊維を取るなら完熟まで待つ。表面が凸凹になって硬くなる。
- 完熟果は50〜60cm。そこまで置くと食用には回せない。
保存と食べ方
食用にする若い実は日持ちしない。穫ったら早く使う。繊維を取るなら完熟させて穫り、水に浸けて果肉を腐らせてから繊維を洗い出す。
よくある失敗
- とり遅れると食べられない。食用と繊維用で穫る時期が逆になる。
- ウリ科の連作で障害が出る。同じ場所を続けて使わない。
栽培カレンダー
ヘチマの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
| 植え付け | なし | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
| 収穫 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | あり | あり | あり | なし | なし | なし |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- ヘチマ 糸瓜トーホク