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ナスの品種

中野中生山ナス

  • 東京都
  • 中野区

武蔵野台地(西山)で作られたことから「山ナス」と呼ばれたナス。かつては早生・中生・晩生の3つがあったが、いま残っているのは改良中生山茄子で、「中野中生山ナス」として広められている。

なかのなかてやまなす

ほかの品種と何が違うのか

江戸城の本丸・西の丸・山里・吹上へ納めていたナスの流れを汲む。

この品種の要点

熟期
中生
産地
東京都 / 中野区

この品種が生まれた理由

1606年、江戸城を築くために青梅の成木村で採れる石灰を運ぶ街道「成木往還」(のちの青梅街道)が整えられたときにできたと言われるのが中野村。宝暦年間(1751〜64)に中野村の名主である堀江家が育てたナスの苗を、江戸城の本丸・西の丸・山里・吹上へ納めていた。西山と呼ばれた中野で作られたことから「山ナス」と呼ばれるようになった。清戸坂の北側一帯は雑司ヶ谷村の畑で、坂沿いには雑司ヶ谷清戸村百姓町があり、江戸への野菜の供給地としてナスのほか大根や唐茄子、青菜を作っていた。そこから「雑司ヶ谷ナス」の別名もある。

味と食感

江戸期から城へ納められてきたナス。中生で、皮と果肉のつり合いがよい。

中野中生山ナスを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどナスに共通する基本はナスのページを参照してください。

  • いま残っているのは改良中生山茄子にあたる。早生と晩生は残っていない。
  • 中生なので、早生品種より穫りはじめが遅い。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 深さ30cm以上の容器を使う。1株に1つの容器がよい。
  • 水を切らすと実が硬くなる。夏は毎日やる。

収穫適期の見分け方

  • 中生なので、穫りはじめは早生品種より遅い。
  • つやがあるうちに穫る。置くと皮が硬くなる。

保存と食べ方

ナスは低温に弱い。新聞紙に包んで野菜室に入れ、早めに使う。

よくある失敗

  • 早生・晩生の山ナスは残っていない。名前だけで探すと行き当たらない。
  • 在来種なので種の出回りが限られる。

地域別の作型

ナスの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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作型

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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作型

暖地九州・四国・南関東の平野部

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作型
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ナスの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ナスの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
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タネまきなしありありありなしなしなしなしなしなしなしなし
植え付けなしなしなしありありありなしなしなしなしなしなし
収穫なしなしなしなしなしありありありありありなしなし

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

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