食用菊の品種
十五夜
9月中旬から穫れる早生の黄花。晩生の阿房宮より1か月以上早く、食用菊の中でいちばん早く出回る品種のひとつにあたる。名月のころに咲くことが名の由来になっている。
じゅうごや
ほかの品種と何が違うのか
9月中旬から穫れる早生種。阿房宮より1か月以上早い。
この品種の要点
- 熟期
- 早生
この品種が生まれた理由
食用菊は日が短くなると花芽が付く短日植物なので、品種によって咲く時期がはっきり分かれる。青森では十五夜、八戸菊2号、八戸菊1号、阿房宮と収穫期の違う品種を並べて、9月中旬から11月上旬まで途切れずに出荷できるようにしている。
味と食感
黄花なので苦みが穏やか。早い時期に穫れるので、秋の走りの食材として使われる。湯がいて三杯酢やおひたしにする。
十五夜を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなど食用菊に共通する基本は食用菊のページを参照してください。
- 早生なので、追肥は7月中旬と8月下旬の2回に分ける。
- 晩生種と組み合わせると、9月から11月まで穫り続けられる。
- 夜に光が当たると花芽が遅れる。早生の持ち味が消える。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ30cm以上の鉢に1株。
- 早生なので鉢でも年内に穫りきれる。
- 翌年は新芽を挿し芽して株を更新する。
収穫適期の見分け方
- 9月中旬から穫りごろになる。
- 花びらが伸びきり、開ききる手前で摘む。
- 晩生種より1か月以上早い。
保存と食べ方
摘んだら早めに花びらをむしり、酢を加えた湯でさっとゆでる。ゆでたものは冷蔵で2〜3日。
よくある失敗
- 早生なので、晩生種と同じ時期に穫ろうとすると穫り遅れる。
- 夜間の照明で開花が遅れると、早生の意味が無くなる。
栽培カレンダー
食用菊の一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 食用菊栽培みんなの農業広場 農作業便利帖