アズキの品種
白小豆
粒が黄白色から乳白色になる小豆。流通量はきわめて少ない。粒の大きさは一般の小豆よりわずかに小さい。白あんにすると小豆の風味がほとんど出ず、なめらかでくせのない上品な餡になる。
しろあずき
「白小豆」は特定の品種名ではありません
アズキのうち、見た目や性質が近いものをまとめて呼ぶ名前にあたります。 この名前の種や苗は売っていないので、育てるときは具体的な品種名で探してください。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
ほかの品種と何が違うのか
白い小豆。白あんにすると小豆の風味がほとんど出ない。
この品種が生まれた理由
白あんは白いんげん豆で作るのが一般的にあたる。白小豆で作る白あんは流通量が少なく、和菓子でも上等な位置づけになる。小豆でありながら小豆の風味を出さないという、材料としては珍しい性格を持つ。栽培量が少ないのは収量が低いことによる。
味と食感
小豆の風味がほとんど無く、なめらかでくせがない。白あんにすると舌ざわりが上品になる。粒のまま煮ても色は白いまま残る。
白小豆を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどアズキに共通する基本はアズキのページを参照してください。
- 収量が低い。同じ面積でも普通の小豆より穫れる量が少ない。
- 粒の色が持ち味なので、赤い小豆と混ざらないよう区画を分ける。
- 莢が乾いて茶色くなったら株ごと刈り取る。
収穫適期の見分け方
- 莢が茶色く乾いたら刈る。莢が黒くなるまで待つとはじける。
- 中の豆が黄白色になっていれば熟している。
- 刈ったら乾かしてから脱穀する。
保存と食べ方
乾燥させて密閉容器で保存する。虫が入りやすいので、冷暗所か冷蔵庫に置く。
よくある失敗
- 収量が低いので、量を目的にすると期待を外す。
- 赤い小豆と混ざると選別できない。作る場所を分ける。
栽培カレンダー
アズキの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期です | 7月はタネまきの時期です | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
アズキのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- 丹波大納言たんばだいなごん京都府俵型の大粒小豆。煮ても皮が破れにくいことから、腹を切らない(切腹しない)大納言になぞらえた名という説がある。京都・丹波地方が産地として知られ、高級和菓子に使われる。皮が破れないので、粒の形を残す粒あんや甘納豆に向く。
- えりも小豆えりもしょうず北海道北海道の主力小豆。粒がそろい、餡にしたときの色と風味がよい。国内で流通する小豆の多くが北海道産で、その中心にあたる品種になる。大納言のような大粒種ではなく、こしあんや汁粉に向く普通小豆に分類される。
- 中納言ちゅうなごん大納言より一回り小さい小豆。大納言は直径5.5mm以上を指すので、それに満たないが普通小豆より大きいものがこう呼ばれる。粒の大きさによる区分であり、単一の品種名ではない。