タイムの品種
コモンタイム
茎が立ち上がるタイム。料理に使うタイムといえばこれにあたる。和名はタチジャコウソウ。枝ごと切って煮込みに入れ、食べる前に取り出す使い方が基本になる。常緑なので冬も葉がある。
ほかの品種と何が違うのか
茎が立つタイプ。料理に使うタイムの標準にあたる。
この品種が生まれた理由
タイムには茎が立つものと地面を這うものがあり、350種を超える。料理に使うなら枝を切って束ねられる立ち性が扱いやすい。這うタイプは踏まれても伸びるのでグラウンドカバーに向くが、収穫はしにくい。用途が姿を決める。
味と食感
すっきりした強い香りで、肉や魚の匂い消しに使う。加熱しても香りが飛びにくいので、煮込みの最初から入れられる。
コモンタイムを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどタイムに共通する基本はタイムのページを参照してください。
- 茎が立つので、枝ごと切って収穫できる。
- 梅雨前に株の2分の1から3分の1まで刈り込む。これが夏越しの鍵にあたる。
- 2〜3年で株元が木質化するので、株分けか挿し木で更新する。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ20cm以上の鉢で作れる。鉢底石を厚めに入れて排水を確保する。
- 常緑なので冬も葉があり、鉢が寂しくならない。
- 乾かしぎみに管理する。受け皿に水をためない。
収穫適期の見分け方
- 必要なときに枝ごと切る。年間を通して穫れる。
- 香りがもっとも強いのは開花直前にあたる。
- 乾燥させるなら、開花直前にまとめて刈る。
保存と食べ方
枝ごと束ねて風通しのよい日陰に吊るして乾かす。乾燥させても香りが残る数少ないハーブにあたる。
よくある失敗
- 梅雨の蒸れで枯れる。刈り込みを省くと夏を越せない。
- 肥料が多いと香りが弱まる。控えめにする。
栽培カレンダー
タイムの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期です | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期です | 10月はタネまきの時期です | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期です | 10月は植え付けの時期です | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
タイムのほかの品種
1品種。果実の大きさや産地で見比べられます。