ヤナギタデの品種
紅タデ
- 福岡県
赤紫色の芽を穫る栽培品種。刺身に添えられている赤いつまがこれにあたる。タネまきから21日ほど、子葉が2枚で草丈7cmのときに穫る。福岡県の生産量が全国一。
べにたで
ほかの品種と何が違うのか
刺身の赤いつまはこれ。タネまきから21日、子葉2枚で穫る。
この品種の要点
- 種まきから収穫まで
- 約21日
- 産地
- 福岡県
この品種が生まれた理由
刺身のつまは彩りのためだけに添えられているように見えるが、辛味のある薬味でもある。全草に辛味があるのはタデのなかでヤナギタデだけで、その発芽直後の葉を使うのが芽タデになる。刺身のつまにはムラサキタデという変種が多く使われるとされる。福岡県では地域特産物として扱われ、県の試験場が抗酸化性を調べたところ、葉ネギ・コマツナ・トマト・キュウリ・キャベツより高い値が出た。
味と食感
小さいのに辛味がはっきりある。生ものに添えると、辛味が後味を切る。噛むとぴりっとするのがこの種の目印にもなる。
紅タデを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどヤナギタデに共通する基本はヤナギタデのページを参照してください。
- ばらまきで足りる。株間を取る必要が無い。
- まいてから21日ほどで穫りどきになる。時期をずらして少しずつまく。
- 穫りどきを過ぎたら、本葉2枚まで伸ばして穫る。収量も抗酸化性も上がる。
プランター・家庭菜園で育てる
- 浅い容器で作れる。草丈7cmで穫るので深さは要らない。
- 台所の窓辺に置き、使うぶんだけはさみで切る。
- 容器を2つ3つずらしてまくと、切らさずに使える。
収穫適期の見分け方
- 子葉が2枚開いたとき。草丈7cmほどが目安。
- 本葉が出始めたら、芽タデとしての時期は過ぎている。
- 花が咲く前に穫り終える。花期は7〜10月。
保存と食べ方
摘んだ芽は乾くと見栄えが落ちる。使うぶんだけ切り、残りは育てたまま置く。切ったものは湿らせた紙で包み、冷蔵して早く使う。
よくある失敗
- 穫りどきが短い。21日を過ぎると芽タデにならない。
- 冬は低温で伸びない。温度を保てる場所でまく。
- 花を咲かせるとタネが落ちて翌年あちこちから出る。
栽培カレンダー
ヤナギタデの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | なし | なし | なし | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | なし | なし |
| 収穫 | なし | なし | なし | なし | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | なし |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- タデの生育と抗酸化性福岡県農林業総合試験場
ヤナギタデのほかの品種
1品種。果実の大きさや産地で見比べられます。