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シュンギクの品種

金沢春菊

  • 石川県

大葉種の春菊で、葉の切れ込みが浅く肉厚。クセのない香りとやわらかさが持ち味になる。生育適温は15〜20℃。露地の春作をトンネルで覆う作り方が中心で、一部はハウスで作る。

かなざわしゅんぎく

ほかの品種と何が違うのか

大葉種なのでクセが薄い。春菊が苦手な人にも通る。

この品種の要点

産地
石川県

この品種が生まれた理由

春菊はヨーロッパで観賞用として作られていたもので、日本には室町時代より前に入った。石川県へは1670年ごろ、加賀藩五代藩主前田綱紀が産業を興した時期に伝わったと言われている。いまも金沢市の三馬地区などで作られている。ツマジロという別名がある。

味と食感

香りがおだやかで、生でも食べられる。おひたし、白和え、鍋物に向く。

金沢春菊を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどシュンギクに共通する基本はシュンギクのページを参照してください。

  • 生育適温は15〜20℃。暑さにも寒さにも弱いので、春と秋に作る。
  • 春作は2月の彼岸のうちに畑を起こしてまく。トンネルで覆う。
  • 間引きながら穫り、残した株は9月の初めまで置いて種を採る。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 深さ15cm以上のプランターに条間15cmでまく。
  • 間引き菜も食べられる。混んだところから抜いて使う。
  • 摘み取れば脇芽が伸びる。株ごと抜かずに何度も穫る。

収穫適期の見分け方

  • 出荷は10月から4月。
  • 大葉種なので、葉が厚く広がったころが穫りごろ。
  • とうが立つ前に穫る。花が見えたら香りが変わる。

保存と食べ方

湿らせた紙に包んで冷蔵し、2〜3日で使う。乾かすと香りが飛ぶ。

よくある失敗

  • 中葉種と同じつもりで扱うと香りが物足りない。クセの薄い品種にあたる。
  • 暑さに弱い。夏をまたいで作らない。

地域別の作型

シュンギクの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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春まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
秋まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

123456789101112
春まき
秋まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: シュンギクの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

シュンギクの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期です
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

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