ピーマンの品種
京鈴
タキイ種苗の中型ピーマン。PMMoV(L3)とTMVに抵抗性を持つ。低温・寡日照の条件でも着果がよく、ハウス栽培に向く。果色は濃緑で、生育期間を通して色が落ちにくい。果肉はやや厚めで日もちがよく、そろいもよい。
きょうすず
ほかの品種と何が違うのか
低温・寡日照でも実がつく。ハウス栽培や春の早い時期に向く。
この品種の要点
- 育成元
- タキイ種苗
この品種が生まれた理由
ピーマンは日照と温度が足りないと実がつかない。京鈴は低温・寡日照でも着果するので、ハウス栽培や春の早い時期の作型で使われる。ウイルス病(PMMoV、TMV)への抵抗性も持っており、連作しがちな施設栽培で効いてくる。
味と食感
果色は濃緑で、果肉はやや厚め。日もちがよく、穫ってから数日置いても品質が落ちにくい。味は標準的なピーマンにあたる。
京鈴を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどピーマンに共通する基本はピーマンのページを参照してください。
- 低温・寡日照でも着果がよい。春の早い時期や日当たりの弱い場所でも実がつきやすい。
- PMMoV(L3)とTMVに抵抗性を持つ。ウイルス病が出た畑でも作りやすい。
- 実を成らせすぎると株が疲れて成り休みする。最初の実(一番果)は小さいうちに穫って株を育てる。
プランター・家庭菜園で育てる
- 枝がもろく折れやすい。支柱を立てて主枝を誘引する。
- 水切れさせると実が硬くなり、尻腐れも出やすい。夏場は毎日水をやる。
- 日当たりが多少弱くても着果するので、ベランダの条件を選びにくい。
よくある失敗
- 果肉がやや厚めなので、薄い果肉のシャキッとした食感を求めるなら京みどりのほうが合う。
栽培カレンダー
ピーマンの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期です | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
ピーマンのほかの品種
6品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- おすすめ京みどりタキイ種苗の中型ピーマン。果重は30g程度で袋詰め出荷に適する。色つやがよく盛夏でも色あせしにくい。低温期にも黒アザ果がほとんど出ない。果肉はやや薄めでやわらかく、高温期でも硬くなりにくい。草勢旺盛で作りやすく、成り休みしにくい。分枝力が旺盛で多収。家庭菜園で最もよく見かける品種のひとつ。
- エースタキイ種苗の極早生種で、やや長めの中獅子型。果重は40g程度で果皮につやがあり品質がよい。草丈はやや低いがスタミナがあり、初期から収量が多い。節間がやや短めなので密植もできる。ハウス半促成やトンネル早熟など、早出しの作型に向く。
- ジャンボピーマン果重100g前後まで大きくなる大型のピーマンの総称で、特定の品種名ではない。複数の種苗会社がそれぞれの品種名で出している。普通のピーマンより肉厚で苦みが穏やかなため、肉詰めや焼き物など、まるごと使う料理に向く。
- ししとう辛みを持たないよう選抜されたトウガラシで、ピーマンと同じ仲間にあたる。先端が獅子の頭に似ていることから「獅子唐辛子」と呼ばれ、それが縮まってししとうになった。若い実を穫って食べるので、収穫までの期間が短い。ときどき辛い実が混ざるのは、水切れや高温など株がストレスを受けたときに辛み成分ができるためになる。
- こどもピーマンタキイ種苗が2010年に発表したピーマン。正式な品種名は「ピー太郎」で、「こどもピーマン」は商品としての呼び名にあたる。ピーマンが嫌いな子どもでも食べられることを目標に育成された品種で、苦味とピーマン臭が少なく甘みがある。長さ10cm、果重40g前後で、ししとうのような細長い円錐形。果肉は厚くジューシー。ビタミンCとカロテンの含有量が従来のピーマンより多い。
- とんがりパワー先がとがった細長い形の大型ピーマン。普通のピーマンより肉厚で甘みがあり、苦みが穏やか。生でも食べやすく、焼くと甘さが際立つ。とがった形は品種の性質にあたる。育成元が公開している詳しい品種特性は確認できていないため、果重や収穫日数はここでは記載しない。
