コンニャクイモの品種
はるなくろ
- 群馬県
群馬県が育成したこんにゃく農林1号。榛名山の麓で育成されたことと、葉柄が黒色であることから名づけられた。生子は丸い。在来種より多収だが、耐病性は在来種より劣る。
ほかの品種と何が違うのか
群馬の育成品種の第1号。葉柄が黒いのが名前の由来にあたる。
この品種の要点
- 育成元
- 群馬県
- 産地
- 群馬県
この品種が生まれた理由
群馬県はこんにゃく芋の生産量が全国の大半を占める。こんにゃく特産研究センターが「はるなくろ」「あかぎおおだま」「みょうぎゆたか」「みやままさり」の4品種を育成し、いずれも県内の山の名前が付いている。はるなくろはその第1号にあたる。
味と食感
こんにゃくに加工して食べる。生では食べられない。
はるなくろを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどコンニャクイモに共通する基本はコンニャクイモのページを参照してください。
- 在来種より多収だが、耐病性は在来種より劣る。連作を避ける。
- 葉柄が黒いので、畑で他の品種と見分けられる。
- 収穫まで3年かかる。生子から育て直す。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ30cm以上の容器に1株。3年育てる。
- 毎年秋に掘り上げ、凍らない場所で越冬させる。
- 耐病性が高くないので、鉢では用土を毎年替える。
収穫適期の見分け方
- 3年目の秋、葉が倒れたころに掘る。
- 葉柄が黒いのがこの品種の目印にあたる。
- 霜が降りる前に掘り上げる。
保存と食べ方
収穫したいもは凍らせない。10℃以上の場所で貯蔵する。
よくある失敗
- 耐病性が在来種より劣る。畑を替えながら作る。
- 収穫まで3年かかる。途中で病気が出ると3年が無駄になる。
栽培カレンダー
コンニャクイモの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- こんにゃく芋についてこんにゃくグルメ大作戦
コンニャクイモのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- みやままさり群馬県が育成したこんにゃく農林4号。4品種の中で最も新しく、栽培面積は第1位にあたる。収量は「あかぎおおだま」と同程度で、生子(種いもになる子いも)が丸いため作業性がよい。名前は他の3品種より優れているという意味による。
- あかぎおおだま群馬県群馬県で育成されたコンニャクイモの主力品種。生育が早く収量が多い。コンニャクイモは1年では製品にできる大きさにならず、掘り上げて冬を越させ、翌春また植えることを2〜3回繰り返してようやく収穫にいたる。
- 在来種こんにゃくざいらいしゅこんにゃく各地に残るコンニャクイモの在来系。芋が小ぶりで収量は少ないが、風味が濃いとされる。手作りのこんにゃくに使われることが多い。収穫まで2〜3年かかり、毎年掘り上げて冬を越させる必要があるのは改良品種と同じにあたる。