コンニャクイモの品種
あかぎおおだま
- 群馬県
群馬県で育成されたコンニャクイモの主力品種。生育が早く収量が多い。コンニャクイモは1年では製品にできる大きさにならず、掘り上げて冬を越させ、翌春また植えることを2〜3回繰り返してようやく収穫にいたる。
ほかの品種と何が違うのか
収穫まで2〜3年。毎年掘り上げて冬を越させ、また植えることを繰り返す。
この品種の要点
- 産地
- 群馬県
この品種が生まれた理由
コンニャクイモは寒さに弱く、土に植えたままでは冬を越せない。そのため秋に掘り上げて貯蔵し、翌春また植えるという作業を2〜3年繰り返す。この手間が、こんにゃくが産地の限られた作物である理由にあたる。群馬県が全国生産の大半を占める。
味と食感
生の芋にはシュウ酸カルシウムが含まれ、そのままでは食べられない。すりおろして水酸化カルシウム(石灰)を加え、加熱して固めることでこんにゃくになる。
あかぎおおだまを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどコンニャクイモに共通する基本はコンニャクイモのページを参照してください。
- 収穫まで2〜3年かかる。毎年秋に掘り上げ、翌春また植える。
- 寒さに弱い。土に植えたままでは冬を越せない。
- 強い日ざしを嫌う。半日陰が向く。
収穫適期の見分け方
- 収穫まで2〜3年かかる。1年目・2年目は掘り上げて冬を越させ、また植える。
- 3年目に球が1kg前後になったら加工できる。
- 生では食べられない。加工が前提にあたる。
保存と食べ方
掘り上げたら凍らない場所で貯蔵する。生では食べられない。
よくある失敗
- 生の芋は食べられない。あく抜きと凝固の工程が要る。
- 1年では製品にできる大きさにならない。長期の計画が要る。
栽培カレンダー
コンニャクイモの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
コンニャクイモのほかの品種
3品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- みやままさり群馬県が育成したこんにゃく農林4号。4品種の中で最も新しく、栽培面積は第1位にあたる。収量は「あかぎおおだま」と同程度で、生子(種いもになる子いも)が丸いため作業性がよい。名前は他の3品種より優れているという意味による。
- はるなくろ群馬県群馬県が育成したこんにゃく農林1号。榛名山の麓で育成されたことと、葉柄が黒色であることから名づけられた。生子は丸い。在来種より多収だが、耐病性は在来種より劣る。
- 在来種こんにゃくざいらいしゅこんにゃく各地に残るコンニャクイモの在来系。芋が小ぶりで収量は少ないが、風味が濃いとされる。手作りのこんにゃくに使われることが多い。収穫まで2〜3年かかり、毎年掘り上げて冬を越させる必要があるのは改良品種と同じにあたる。