アワの品種
ウルチアワ
うるち性のアワ。粘りが少なく、米に混ぜて炊くのに向く。もち性とうるち性の違いはでんぷんの組成によるもので、米にうるち米ともち米があるのと同じ関係にあたる。やせた土や乾燥に強い点はもち性と同じになる。
ほかの品種と何が違うのか
うるち性。粘りが少ないので、米に混ぜて炊くのに向く。
この品種が生まれた理由
アワにも米と同じくうるち性ともち性がある。でんぷんのうちアミロースを含むのがうるち性、ほぼアミロペクチンだけなのがもち性で、これが炊いたときの粘りの差になる。米・アワ・キビいずれも同じ仕組みで分かれている。
味と食感
粘りが少なくあっさりしている。米に混ぜて炊くと粒感が出る。雑穀ごはんに向く。
ウルチアワを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどアワに共通する基本はアワのページを参照してください。
- やせた土でも育つ。肥料をやりすぎると倒れる。
- 高温と乾燥に強い。夏に穫れる作物が少ない土地で作られてきた。
- 穂が実ると鳥に狙われる。ネットをかけるか穂に袋をかける。
- うるち性にあたる。粒のまま雑穀ごはんに混ぜる用途に向く。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ25cm以上の容器で作れる。穂が実ったら鳥に狙われるのでネットをかける。
- うるち性にあたる。粒のまま米に混ぜて炊く。
- やせた土でも育つ。肥料をやりすぎると倒れる。
収穫適期の見分け方
- 穂が垂れて実が茶色く硬くなったら株ごと刈る。
- 実る時期は鳥に狙われる。穂の色が変わりはじめたらネットをかける。
- うるち性にあたる。粒のまま米に混ぜて炊く。
保存と食べ方
うるち性のアワにあたる。米に混ぜて炊く。脱穀・精白したものは密閉して冷暗所に置く。酸化しやすいので早めに使う。
よくある失敗
- 殻が硬く、脱穀・精白に手間がかかる。少量なら乳鉢や瓶で搗く。
- あわ餅にはもち性が要る。うるち性では粘らない。
栽培カレンダー
アワの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期です | 6月はタネまきの時期です | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
アワのほかの品種
1品種。果実の大きさや産地で見比べられます。