アワの品種
モチアワ
もち性のアワ。炊くと粘りが出て、あわ餅やおこわに向く。アワは五穀のひとつに数えられ、米が育たない土地の主食として作られてきた。やせた土や乾燥に強く、生育期間も短い。殻が硬いので脱穀と精白に手間がかかる。
ほかの品種と何が違うのか
もち性。炊くと粘りが出るので、あわ餅やおこわになる。
この品種が生まれた理由
アワ、キビ、ヒエといった雑穀は、米が育たない土地の主食として作られてきた。やせた土でも乾燥にも耐え、生育期間も短いので、条件の悪い土地でも収穫が見込める。米が行き渡るようになって作られなくなったが、その強さは変わっていない。
味と食感
炊くと粘りが出る。あわ餅、おこわ、雑穀ごはんに使う。ほのかな甘みと独特の風味がある。
モチアワを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどアワに共通する基本はアワのページを参照してください。
- やせた土でも育つ。肥料をやりすぎると倒れる。
- 高温と乾燥に強い。夏に穫れる作物が少ない土地で作られてきた。
- 穂が実ると鳥に狙われる。ネットをかけるか穂に袋をかける。
- もち性にあたる。搗いて餅にする用途に向く。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ25cm以上の容器で作れる。穂が実ったら鳥に狙われるのでネットをかける。
- もち性にあたる。少量でも搗いて餅にできる。
- やせた土でも育つ。肥料をやりすぎると倒れる。
収穫適期の見分け方
- 穂が垂れて実が茶色く硬くなったら株ごと刈る。
- 実る時期は鳥に狙われる。穂の色が変わりはじめたらネットをかける。
- もち性にあたる。搗いて餅にする用途に向く。
保存と食べ方
あわ餅、おこわ、雑穀ごはんに。殻付きのまま保存すると長持ちする。
よくある失敗
- 殻が硬く、脱穀・精白に手間がかかる。少量なら乳鉢や瓶で搗く。
- 鳥の被害が大きい。穂が実ったらネットをかける。
- もち性なので、粒のまま炊くとべたつく。搗いて使う前提にあたる。
栽培カレンダー
アワの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期です | 6月はタネまきの時期です | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
アワのほかの品種
1品種。果実の大きさや産地で見比べられます。