「黒えごま」は特定の品種名ではありません
エゴマのうち、見た目や性質が近いものをまとめて呼ぶ名前にあたります。 この名前の種や苗は売っていないので、育てるときは具体的な品種名で探してください。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
ほかの品種と何が違うのか
油の含有量が白種より高いとされる系統。
この品種が生まれた理由
エゴマは葉と種子の両方を使う作物で、種子からしぼる油に含まれる成分が注目されて需要が伸びた。品種として整理されていないため、資料では種の色で白種・黒種と分けたうえで、油の含有量に差があることが記されている。
味と食感
葉の使い方は白種と変わらない。種子は炒るとごまに近い香ばしさが出て、すりつぶしてあえものや餅に使われてきた。
黒えごまを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどエゴマに共通する基本はエゴマのページを参照してください。
- 種子が目的なら摘芯は7月までに済ませる。8月以降だと花穂が大きくならない。
- 刈り取りの適期は1週間ほどしかない。穂先の色を毎日見る。
- たたいて落としたあとのゴミは、ふるいとピンセットで取り除く。
プランター・家庭菜園で育てる
- 種子を穫るなら株を大きくしたいので、丸鉢は直径24cm以上に1株。
- 倒れやすいので支柱を立てるか、摘芯で草丈を抑える。
- 収穫後に刈った株を干す場所も先に決めておく。
収穫適期の見分け方
- 葉全体が黄色くなり、穂先が茶色くなり始めたころ。
- 晴れた日の午前中か夕方に株元から刈る。
- 莢を指でこすって種が落ちれば穫りごろ。
保存と食べ方
種子はよく乾かして密閉し、冷蔵で1年以上。油は酸化しやすいので、しぼったあとは冷暗所に置いて早めに使い切る。
よくある失敗
- 刈り遅れると莢がはじけて種が落ちる。適期は短い。
- 系統の呼び名なので、種袋で「黒種」と書かれているとは限らない。
栽培カレンダー
エゴマの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期です | 6月はタネまきの時期です | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期です | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 地理的表示保護制度 検討会資料農林水産省
エゴマのほかの品種
1品種。果実の大きさや産地で見比べられます。