ザーサイの品種
力こぶザーサイ
生育の早い早生タイプの大型の茶菜で、株元の茎がこぶのようにふくらむ。草姿は立性、葉は鮮やかな緑の大葉。穫りどきの株重は300〜350gで、こぶが太りはじめるのは定植から1か月たってから。生育適温は10〜20℃で、温暖な気候に向く。
ちからこぶざーさい
ほかの品種と何が違うのか
国内で苗が手に入る数少ないザーサイ。日本でも作れる品種として売られている。
この品種の要点
- 熟期
- 早生
- 育成元
- 増田採種場
この品種が生まれた理由
ザーサイは国内で作られている量が1割に満たず、生のものはほとんど出回らない。この品種は苗の形で売られていて、家庭菜園でも手が届く。届く苗は直径9cmのポットに入り、草丈10〜12cm・本葉5枚前後にそろえられている。
味と食感
穫りどきに穫ったこぶは、炒め物や浅漬けに向く。コリコリした歯ざわりが持ち味。
力こぶザーサイを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどザーサイに共通する基本はザーサイのページを参照してください。
- 気温の高い育苗のあいだは、ゆっくり育てる。急いで伸ばすと株が張らずに穫れる量が減る。
- 畝幅140cmに株間30〜40cmの2条植え、または畝幅60cmの1条植えにする。
- 肥料は窒素・リン酸・カリが10対10対10のものを元肥だけ。追肥はしない。
- 深植えにせず、植えたあとに水を十分やる。粘土質では高うね、砂地では平うねにする。
- 草押さえも兼ねて中耕し、根を切って伸びすぎを抑える。
収穫適期の見分け方
- こぶが300〜350gになり、表面が締まってきたら穫る。
- 平暖地で10月中旬〜下旬に植えると、12月下旬〜2月上旬が穫り期になる。
- こぶが太りはじめるのは定植から1か月後。それまでは葉が茂るだけ。
保存と食べ方
こぶは塩漬けにして保存する。食べるときは塩抜きをする。葉は漬物、花茎はゆでて使える。
よくある失敗
- 急な雨や気温の変化に当たると、こぶの中に空洞ができる。穫り遅れないようにする。
- 窒素が少ないとこぶが棒のように細長くなり、多いと急に太って空洞になる。
- アブラムシが付きやすい。種苗会社も名指しで注意を呼びかけている。
栽培カレンダー
ザーサイの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし |
| 植え付け | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | あり | なし | なし |
| 収穫 | あり | あり | あり | あり | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | あり |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- ザーサイ苗マスダケール