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ヨモギの品種

ヨモギ(在来)

名前の付いた品種は作られていない。野原や土手に生えているものをそのまま使う。薬用に畑で作る場合も、自分の株から生育のよい個体を選んで挿し木でふやす。特定の品種名ではない。生薬の艾葉としては、ヨモギのほかにオオヨモギも基原種に認められている。

よもぎ(ざいらい)

ヨモギには品種の区別がありません

名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは ヨモギの育て方の「品種の選び方」に書いています。

品種名ではない名前の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

品種名が無い。良い株を選んで挿し木でふやすところから始める。

この品種が生まれた理由

身近な野草なので、昔から草餅やお灸の材料として使われてきた。徳島県は生薬の艾葉を作るための栽培マニュアルを出していて、そこでも品種を買うのではなく、縦に伸びる性質や葉の形を見て良い個体を選び、挿し木でふやすように書いている。株の勢いを見ながら、同じ畑で作るのは3年を目安にする。

味と食感

春の若芽は香りが強く、草餅にすると色も香りも出る。夏の葉は硬くなり、食べるより乾かして使うほうに向く。

ヨモギ(在来)を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどヨモギに共通する基本はヨモギのページを参照してください。

  • 地下茎で横へ広がる。広げたくないなら鉢やプランターで作る。
  • 挿し木は7月下旬から。下葉を2枚切り取り、切り口に発根促進剤をつける。
  • 茎の中間だけを切ったものや、花芽の付いた穂木は使わない。
  • 株間30cm。2条で植えるなら条間も30cmにする。
  • 追肥は3月と8月。11月上旬に地ぎわから刈り込む。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 1〜2年に1回、9〜10月ごろに植え替える。根が回ると勢いが落ちる。
  • 元肥入りのハーブ用培養土でよい。土の表面が乾いたらたっぷりやる。

収穫適期の見分け方

  • 食用は冬を越した3月ごろ、茎の先のやわらかい若芽を摘む。
  • 6〜7月には葉も穫れる。下のほうの茎は硬くて向かない。
  • 薬用に刈るなら、株丈が20cm以上になってから先端部を刈る。

保存と食べ方

食用はゆでて水にさらし、小分けにして冷凍する。薬用は刈ったあと蒸れないうちに乾かし、湿気らないように保存する。

よくある失敗

  • 繁殖力が強く、まわりの植物の生育を抑えることがある。
  • 夏の収穫では花序が混ざりやすい。刈るときに見分ける。
  • 乾かすのが遅れたり温度が高すぎたりすると、葉が黒くなる。

栽培カレンダー

ヨモギの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしありありなしなしなしなしなしなしなしなし
植え付けなしなしなしなしなしなしなしなしありありなしなし
収穫なしなしありありありありありありありなしなしなし

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

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