トンブリの品種
とんぶり(在来種)
秋田県大館市の比内地域で受け継がれてきた在来の系統を使う。品種として名前が付いて売られてはいない。庭に植えられる観賞用のコキアは同じ植物だが、実の付き方や粒のそろい方が食用には向かない。特定の品種名ではない。
とんぶり(ざいらいしゅ)
トンブリには品種の区別がありません
名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは トンブリの育て方の「品種の選び方」に書いています。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
ほかの品種と何が違うのか
観賞用のコキアと同じ植物だが、食べるためのものとは別に受け継がれてきた。
この品種が生まれた理由
ホウキギが日本に渡ってきたのは平安時代とされ、江戸時代の文献に栽培の記録が残る。飢饉をきっかけに本格的に食べられるようになったが、加工に手間がかかるため広くは食べられてこなかった。2017年5月26日に「大館とんぶり」として地理的表示(GI)に登録された。国内で作っているのは大館市だけにあたる。枯れた株を束ねてほうきにする使い方から、ホウキギ・ホウキグサの名がある。
味と食感
味そのものは淡い。粒が口の中ではじける食感が持ち味で、「畑のキャビア」と呼ばれる。
とんぶり(在来種)を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどトンブリに共通する基本はトンブリのページを参照してください。
- 発芽には15℃以上が要る。暖かくなってからまく。
- うね幅70cm、株間30cm。株は直径50cmほどに茂る。
- 草丈60cmで支柱を立てるか、ひもで囲って倒れないようにする。
収穫適期の見分け方
- 葉が黄色くなり、実が褐色になりはじめたら穫る。
- 10〜11月が穫りどき。新物が出るのは10月。
- 穫ったあと1週間ほど乾かしてから加工する。
保存と食べ方
加工済みのものを冷蔵する。熱を加えると食感が失われるので、和えものや薬味に使う。
よくある失敗
- そのままでは硬くて食べられない。乾かして煮て、外皮をもみ取る手順が要る。
- 炒めものや煮込みには向かない。熱を加えると食感が消える。
栽培カレンダー
トンブリの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期です | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 大館とんぶり大館市