タラノメの品種
新駒
トゲの少ないタラノキの系統。タラノキは幹にも枝にも葉にも鋭いトゲが密につき、そのままでは手が入らないため、栽培では新駒や蔵王系といったトゲなし系統が中心に使われる。促成栽培(ふかし)の穂木にも使う。
しんこま
ほかの品種と何が違うのか
トゲが少なく手が入る。促成栽培で使われる代表的な系統。
この品種が生まれた理由
タラノキは伐採跡地などの荒れた場所にいち早く生えるパイオニアの木で、幹が2〜6mになる。天然木は幹に垂直の鋭い棘が密につくため、収穫も剪定も難しい。産地ではトゲが少なく、新芽の形と色がよく、側芽が大きくて多いものを選び出して増やしてきた。
味と食感
ほろ苦さと独特の香りがある。天ぷらが定番で、ゆでておひたしやごまあえにもする。伸びすぎると葉が開いて硬くなる。
新駒を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどタラノメに共通する基本はタラノメのページを参照してください。
- タネではなく種根で殖やす。根を10〜15cmに切って伏せる。
- 秋植え(12月)のほうが春植え(3〜4月)より発芽率も生育もよい。
- 発芽1年目は雑草に非常に弱い。マルチを張って5月以降はこまめに除草する。
収穫適期の見分け方
- 新芽が7〜10cmに伸びたころ根元で切る。
- 葉が開きはじめたら遅い。硬くなる。
- 穫ったあとは幹を地際付近で切る(切り返し)。切らないと翌年から手が届かなくなる。
保存と食べ方
湿らせた紙に包んで袋に入れ、冷蔵する。日がたつと葉が開いて硬くなるので、穫った日か翌日までに使う。
よくある失敗
- トゲなし系統でもトゲはある。手袋をして作業する。
- 繁殖力が強く、畑に入れると広がる。区切った場所で育てる。
- 病気の出た木から穂木や苗木を取ると広がる。発病木は焼却する。
栽培カレンダー
タラノメの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期です |
| 収穫 | 1月は収穫の時期です | 2月は収穫の時期です | 3月は収穫の時期です | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。