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水前寺菜の品種

水前寺菜(一般種)

  • 熊本県
  • 熊本市

改良された品種が流通していないので、各地で受け継がれた在来の株が使われている。特定の品種名ではない。葉の裏が紫色になり、ゆでるとぬめりが出る。熊本では水前寺菜、金沢では金時草、沖縄と鹿児島ではハンダマ、愛知では式部草と、同じものが土地ごとに名を変えて残っている。挿し芽で簡単に増やせる。

すいぜんじな(いっぱんしゅ)

水前寺菜には品種の区別がありません

名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは 水前寺菜の育て方の「品種の選び方」に書いています。

品種名ではない名前の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

熊本では水前寺菜、金沢では金時草、沖縄ではハンダマ。同じ植物にあたる。

この品種の要点

産地
熊本県 / 熊本市

この品種が生まれた理由

同じ野菜が土地ごとに違う名前で残っているのは珍しくないが、水前寺菜はその代表格にあたる。九州、北陸、沖縄と離れた土地でそれぞれ定着し、それぞれの郷土野菜として扱われている。名前が違うだけで別の野菜だと思われやすい。

味と食感

ゆでるとぬめりが出る。葉の裏の紫色は加熱すると煮汁に溶け出すので、ゆで汁が紫になる。おひたし、天ぷら、酢のものに向く。

水前寺菜(一般種)を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなど水前寺菜に共通する基本は水前寺菜のページを参照してください。

  • 挿し芽で簡単に増やせる。1株あれば株を増やしていける。
  • 暑さに強く、夏の葉物が少ない時期に穫れる。
  • わき芽を摘んで穫れば、次々に伸びて長く収穫できる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 挿し芽で増やせるので、プランターでも株を増やしやすい。
  • 暑さに強いので、夏のベランダでも作れる。
  • わき芽を摘んで穫る。株ごと抜かない。

収穫適期の見分け方

  • 葉の裏が紫色になる。摘み取ると次々にわき芽が伸びるので、株を残して何度も穫れる。
  • 若い葉を摘む。大きくすると硬くなる。
  • 紫色は加熱すると色が出る。ゆで汁が紫になるのは正常にあたる。

保存と食べ方

おひたし、天ぷら、酢のものが定番。ゆでると紫の色が湯に出る。

よくある失敗

  • ゆでると紫色が湯に出る。色を残したいなら加熱を短くする。

栽培カレンダー

水前寺菜の一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期です
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。