ミズの品種
赤ミズ
茎の地際が赤く色づくウワバミソウを、産地ではこう呼ぶ。特定の品種名ではない。品種として売られてはおらず、自生地から肉芽を採るか、栽培者から株を分けてもらう。うねの中央は赤みが遅れるので、色づいてから穫る。
あかみず
ミズには品種の区別がありません
名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは ミズの育て方の「品種の選び方」に書いています。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
ほかの品種と何が違うのか
品種名では売られていない。地際の赤みが穫りどきの目安になる。
この品種が生まれた理由
和名はウワバミソウで、赤ミズ、ミズ、ミズナなど呼び名が多い。ミズナと呼ばれることもあるが、京都のミズナ(アブラナ科)とは科から違う別の植物にあたる。山形県では産地化が進み、ハウス育苗で定植の翌年から穫る作り方が使われている。
味と食感
しゃきしゃきした歯ざわりとぬめりがある。おひたし、たたき、みそ汁の実に使う。初秋以降は葉の付け根にできる肉芽(ミズ玉)も食べられ、こちらはねばりが強い。
赤ミズを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどミズに共通する基本はミズのページを参照してください。
- 直射日光で日焼けする。生育期間中は70%程度の遮光が要る。
- 夏は茎葉の上から散水すると、生育が止まるのを防げる。
- 肉芽は0.2g以上の大きいものを選ぶ。小さいと芽が出にくい。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ30cm以上の容器に株間20cm。半日陰に置く。
- 乾かさない。水切れするとすぐしなびる。
- 夏は日よけをして涼しく保つ。
収穫適期の見分け方
- 草丈20〜30cmで、地際から鎌で刈るか抜き取る。
- 地際の赤みが増してから穫る。
- 全部刈っても茎が再生するので、翌年も続けて穫れる。
保存と食べ方
湿らせた紙に包んで袋に入れ、立てて冷蔵する。乾かすとしなびる。
よくある失敗
- 品種名で探しても見つからない。肉芽か株を手に入れる。
- 「ミズナ」の名前でアブラナ科のミズナと取り違えやすい。
栽培カレンダー
ミズの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 赤ミズ(ウワバミソウ)みんなの農業広場 農作業便利帖