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ツルナの品種

ツルナ(在来)

海岸の砂地に自生するものと、同じものがタネで売られている。特定の品種はありません。葉は肉厚で、表面を細かい粒が覆い、日が当たると白く光る。茎は20〜60cmで、立ち上がらずに地面を這って広がる。

つるな(ざいらい)

ツルナには品種の区別がありません

名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは ツルナの育て方の「品種の選び方」に書いています。

品種名ではない名前の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

品種の区別は無い。自生のものと売られているタネは同じものにあたる。

この品種が生まれた理由

海岸に生える野草でありながら、日本・中国・インドやマレーシアでは古くから作られてきた。果実が波に運ばれて浜に打ち上げられることで広がるため、太平洋沿岸の砂浜に多い。東京では足立区のつまものの一つとして、刺身のあしらいに使う作物として作られてきた。沖縄ではハマホウレンソウと呼ばれ、浜で採る菜として扱われている。

味と食感

青臭みやくせがほとんど無く、しゃきしゃきした歯ざわりが残る。ホウレンソウに似た味わいだと言われるが、ゆでても形が崩れにくい。

ツルナ(在来)を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどツルナに共通する基本はツルナのページを参照してください。

  • 水はけのよい土を好む。砂地に生える草にあたる。
  • タネは3〜7月にまく。まいてから10日ほどで芽が出る。
  • 株ごと抜かずに茎葉だけを摘めば、わき芽が伸びて長く穫れる。
  • 肥料は元肥に堆肥か腐葉土を1〜2握り混ぜる程度で足りる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 這って広がるので、深さより横幅のある容器が向く。
  • 培養土に砂を混ぜて水はけをよくする。
  • 容器の縁から垂れさせると、摘むときに芽先を見つけやすい。

収穫適期の見分け方

  • 5〜10月。芽先から20cmほどまでを、茎の固さを見ながら摘む。
  • 大きく育った株は、芽から10cmほどの若い葉が密に出た部分だけを取る。
  • 花が咲いても芽先は穫れる。咲いたら終わりではない。

保存と食べ方

葉が傷みやすい。袋に空気をたっぷり入れて風船のようにし、葉同士が当たらないよう立てて野菜庫に入れる。それでも日持ちしないので、穫ったら早く食べる。

よくある失敗

  • シュウ酸を含む。さっと下ゆでしてから使う。
  • 伸びきった茎は固い。摘む長さを守る。
  • 自生地で採るときは、採ってよい場所かを確かめ、採り尽くさない。

栽培カレンダー

ツルナの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしありありありありありなしなしなしなしなし
収穫なしなしなしなしありありありありありありなしなし

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

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