ツクシの品種
ツクシ(在来)
名前の付いた品種は作られていない。野や土手に生えているものを採る。特定の品種名ではない。スギナが胞子を作って飛ばすために出す茎で、同じ株からあとで出てくる緑の茎がスギナにあたる。
つくし(ざいらい)
ツクシには品種の区別がありません
名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは ツクシの育て方の「品種の選び方」に書いています。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
ほかの品種と何が違うのか
品種名が無い。畑では作らず、生えている場所から採ってくる。
この品種が生まれた理由
花も種も作らず胞子でふえる、シダの仲間にあたる。地下茎が深く長く伸びるため、畑に入ると作物より先に広がる強い雑草として知られている。食べものとしては春のごく短い期間だけのもので、時期を逃すと1年待つことになる。
味と食感
ほろ苦い。はかまを取ってあく抜きをすると、苦みが和らいで食べやすくなる。
ツクシ(在来)を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどツクシに共通する基本はツクシのページを参照してください。
- 畑やプランターに植えない。地下茎で広がって抜けなくなる。
- 夏から秋に緑のスギナが茂っている場所を覚えておくと、翌春に迷わない。
- 農薬がかかる場所や、排気ガスを浴びる道路ぎわでは採らない。
収穫適期の見分け方
- 3〜4月のごく短い期間だけ出る。
- 穂先が締まっていて胞子が散っておらず、鮮やかな緑のものを選ぶ。
- 茎が太く、はかまとはかまの間隔が短いものが身が詰まっている。
保存と食べ方
ゆでて水気を切り、小分けにして冷凍できる。卵とじ、つくだ煮、天ぷらに使う。
よくある失敗
- はかまを取らないと苦みとえぐみが残る。1本ずつ外す。
- ビタミンB1をこわす酵素が入っている。あく抜きを省かず、必ず一度ゆでる。
- 胞子が散って茶色くなったものは苦みが強い。
栽培カレンダー
ツクシの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収穫 | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 春の山菜とあく抜きの効果食品安全委員会