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ナズナの品種

ナズナ(在来)

名前の付いた品種は作られていない。七草がゆ用に作っている産地でも、タネは市販されていないため自分で採ったものを使う。特定の品種名ではない。庭や畑に生えている株から採種するところから始める。

なずな(ざいらい)

ナズナには品種の区別がありません

名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは ナズナの育て方の「品種の選び方」に書いています。

品種名ではない名前の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

タネが売っていない。七草の産地でも自家採種でまかなっている。

この品種が生まれた理由

北半球に広く分布し、日本へは史前にムギの栽培とともに渡来したと考えられている。春の七草の1つとして古くから食べられてきた。果実が三味線のバチに似ていることからペンペングサ・シャミセングサとも呼ばれる。花の咲くころの全草を乾かしたものは、薺(せい)・薺菜(せいさい)という生薬になる。

味と食感

やわらかい若苗は、アブラナ科らしい軽い辛みと香りがある。秋に出た若苗がいちばんやわらかく、香りもよい。

ナズナ(在来)を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどナズナに共通する基本はナズナのページを参照してください。

  • 七草に間に合わせるには10月中旬までにまき終える。発芽までおよそ1か月かかる。
  • 芽が出そろったら間引く。大きさをそろえたいときは移植してから育てる。
  • 花のあとにできる三角の果実からタネが採れる。翌年用に取っておく。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 根が深く入らないので、浅いプランターでも作れる。
  • こぼれ種で勝手にふえるので、容器なら広がりを抑えられる。

収穫適期の見分け方

  • 花茎が立つ前の若苗を穫る。立ってしまうと硬くなる。
  • 暖かい地域では10〜3月、寒い地域では3〜5月が穫り期にあたる。
  • 根元からナイフや鎌で刈り取る。

保存と食べ方

軽く塩ゆでして水にさらしてから使う。おひたし、あえもの、汁の実、漬物に向く。

よくある失敗

  • まくのが遅れると七草に間に合わない。発芽に1か月かかる。
  • 花が咲いてから穫ると硬い。見た目が育っていても穫り時を過ぎている。

栽培カレンダー

ナズナの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしありありなしなしなしなしありありなしなし
植え付けなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしありなし
収穫ありありありありありなしなしなしなしありありあり

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

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