コゴミの品種
コゴミ(一般種)
特定の品種はない。山野の自生株を掘り取るか、優良系統の組織培養苗を使う。組織培養苗は大量に均一な株がそろい、生育も旺盛にあたる。似た種にミヤマシケシダ(ヒガケコゴミ)やキヨタキシダがあり食べられるが、栽培にはクサソテツを選ぶ。
こごみ(いっぱんしゅ)
コゴミには品種の区別がありません
名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは コゴミの育て方の「品種の選び方」に書いています。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
ほかの品種と何が違うのか
品種名では売られていない。地下茎か組織培養苗を手に入れて育てる。
この品種が生まれた理由
和名はクサソテツで、別名をガンソクという。渦を巻いた若芽の姿から屈(こごみ)と呼ばれる。北海道から九州北部に分布し、谷沿いや山麓の湿地に自生する。庭植えやグランドカバー、生け花にも使われる。徳島県では棚田や谷沿いの畑、北斜面の山林、石垣の陰などを使って栽培されている。
味と食感
アクが無いので、下ゆでだけでおひたしや和えもの、天ぷらにできる。ぬめりとしゃきっとした歯ざわりがある。
コゴミ(一般種)を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどコゴミに共通する基本はコゴミのページを参照してください。
- 谷沿いのような湿った半日陰を好む。乾燥には強くない。
- 定植後2〜3年たって直径50mm以上になった株から穫る。
- ふかし栽培には7.2℃以下の低温に600〜700時間当てることが要る。
プランター・家庭菜園で育てる
- 深さ30cm以上の容器に1株。半日陰に置いて乾かさない。
- ランナーで広がるので、鉢のほうが管理しやすい。
- 夏は遮光する。強い日ざしで葉が傷む。
収穫適期の見分け方
- 芽の長さが15cm以上になったら、ハサミで根元から切る。
- 1株70gが目標。
- 渦が開きはじめたら硬くなる。
保存と食べ方
湿らせた紙に包んで袋に入れ、冷蔵する。渦が開く前に使う。
よくある失敗
- タネ袋で品種名を探しても見つからない。胞子から育てると成株まで10年かかる。
- 植えた年には穫れない。2〜3年待つ。
栽培カレンダー
コゴミの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期です | 11月は植え付けの時期です | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期です | 3月は収穫の時期です | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 「コゴミ」栽培の作業体系みんなの農業広場 農作業便利帖