アイスプラントの品種
アイスプラント(一般種)
品種を指定して売られることが少なく、タネも苗も「アイスプラント」の名前で出回る。特定の品種名ではない。タネは非常に小さく、まきやすいようペレット加工されたものが多い。
あいすぷらんと(いっぱんしゅ)
アイスプラントには品種の区別がありません
名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは アイスプラントの育て方の「品種の選び方」に書いています。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
ほかの品種と何が違うのか
品種名では売られていない。売り場の名前は産地と作り方による呼び分け。
この品種が生まれた理由
売り場ではバラフ、プッチーナ、シオーナ、ソルトリーフ、クリスタルリーフ、雫菜といった名前で並ぶが、どれも同じ植物にあたる。産地や栽培方法の違いで名前が付けられている。日本での栽培は1985年、有明海沿岸の塩害対策として佐賀大学農学部が持ち込んだのが始まりで、野菜として使えることがわかったのは2001年になってからになる。市場に出はじめたのは2006年で、いまは佐賀のほか静岡・埼玉・千葉・福島・東京などに広がっている。
味と食感
プチプチした食感とほのかな塩味。生のままサラダやサンドイッチに使う。加熱するととろみが出るので、衣をつけて揚げると外はサクサク、中はトロッとした食感になる。塩味が付いているので天つゆも塩も要らない。
アイスプラント(一般種)を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどアイスプラントに共通する基本はアイスプラントのページを参照してください。
- 収穫が近づいたら1〜2%の塩水を週2回。やらなくても育つが塩味は薄くなる。
- 30℃を超えると葉がしなびて枯れる。夏は穫れない。
- 摘心の要領で穫ると、わき芽が次々に伸びて長く穫れる。
プランター・家庭菜園で育てる
- 5Lほどの小さなプランターに2株でも作れる。
- 鉢なら塩が土に残る心配をしなくて済む。畑より気軽にあたる。
- 株間25〜30cm。植えたときは広く見えるが、下葉がはみ出すほど大きくなる。
収穫適期の見分け方
- 定植から1か月ほどで穫れる大きさになる。
- いちばん上の葉を4枚ほどまとめて切る。
- 葉先が赤くなって花が咲きはじめたら、葉の生育は終わりに向かう。
保存と食べ方
袋に入れて冷蔵する。葉に水分が多いので、押しつぶさないように立てて置く。
よくある失敗
- タネ袋で品種名を探しても見つからない。売り場の名前は産地と作り方による呼び分けにあたる。
- 発芽率が高くない。数株でよければ苗を買うほうが確実。
栽培カレンダー
アイスプラントの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期です | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期です | 2月は収穫の時期です | 3月は収穫の時期です | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期です | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。