ギョウジャニンニクの品種
ギョウジャニンニク(在来種)
改良された品種は出回っておらず、自生地から採った株がそのまま使われている。特定の品種名ではない。産地ごとに萌芽期や開花期の早い遅い、葉の形、葉のつやが違い、株分けを重ねてもその違いは変わらない。
ぎょうじゃにんにく(ざいらいしゅ)
ギョウジャニンニクには品種の区別がありません
名前の付いた品種が作られていない作物にあたります。 品種を選ぶ代わりに、どこから株やタネを手に入れるかが分かれ目になります。 入手のしかたは ギョウジャニンニクの育て方の「品種の選び方」に書いています。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
ほかの品種と何が違うのか
改良品種が無い。自生株の系統がそのまま産地ごとに受け継がれている。
この品種が生まれた理由
名前は、山にこもる修験道の行者が荒行の合間に食べて体力を保ったからとも、逆に滋養がつきすぎて修行にならないため食べることを禁じられたからとも言われる。北海道ではアイヌネギ、キトビロ、ヒトビロなどとも呼ばれる。育つのに時間がかかるため、自然保護区など採取が禁じられている場所がある。
味と食感
ニンニクに似た強い香りがある。しょうゆ漬け、おひたし、ぎょうざの具などに使う。軟白したものは生でも食べられる。
ギョウジャニンニク(在来種)を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどギョウジャニンニクに共通する基本はギョウジャニンニクのページを参照してください。
- タネから穫れるまで4〜5年かかる。早く穫りたいなら苗を手に入れる。
- 果実が裂けた直後に採って、そのまま播く。乾かして春に播くと1年遅れる。
- 化学肥料は肥料やけを起こす。完熟した有機質肥料を使う。
収穫適期の見分け方
- 若芽が伸びて葉が開いたころ、根元を3cmほど残して切る。
- 毎年同じ株から穫ると弱る。1〜2年おきにする。
- もみがらを6cmほど敷くと軟白でき、生食に向く長さになる。
保存と食べ方
湿らせた紙に包んで袋に入れ、冷蔵する。においが移りやすいので密閉する。しょうゆ漬けにすると長くもつ。
よくある失敗
- 種袋や苗で品種名を探しても見つからない。改良品種が無い。
- イヌサフラン(コルチカム)、スズラン、バイケイソウ類と若葉が似ている。強いニンニク臭が無ければ食べない。
栽培カレンダー
ギョウジャニンニクの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期です | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期です | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期です | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- ギョウジャニンニクの特性と栽培法北海道立総合研究機構 十勝農業試験場