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家庭菜園読了目安: 5

甘小丸スイカをプランター1株で育てたら18個穫れた 味とサイズの実際

40Lのプランターに甘小丸スイカを1株だけ植え、フェンスに這わせてほぼ放任で育てたところ、合計18個穫れました。植え付けから初収穫までの日数、ソフトボール大という実際のサイズ、味の広がり方、まとめ穫りで起きた個体差まで、手元の記録をもとに書きます。

Quick summary

この記事でわかること

  • 育てた条件
  • 収穫は2回に分かれて、合計18個
  • 味はどうだったか

Table of contents

目次

  1. 育てた条件
  2. 収穫は2回に分かれて、合計18個
  3. 味はどうだったか
  4. まとめて穫ると個体差が出る
  5. 小ささが、そのまま価値になる
  6. プランターで育てようとしている人へ
  7. まとめ

小玉スイカをプランターで育てるとき、いちばん分からないのが 「結局いくつ穫れるのか」 だと思います。種苗会社の情報は地植えを前提にしていることが多く、プランター1株でどこまでいけるのかは書かれていません。

そこで、実際に育てた結果をそのまま書きます。サントリー本気野菜の 甘小丸スイカ を、40Lのプランターに1株だけ植え、裏庭のフェンスに這わせて育てました。摘果もほとんどせず、途中からはほぼ放任です。

結果は 合計18個。植え付けが4月18日、最初の収穫が7月4日で 77日。サイズは野球ボールからソフトボール大が中心でした。

育てた条件

使ったのはヤマトプラスチックの「ベジコン」700型です。容量40L、外寸は約700×300×高さ300mmで、家庭菜園用としては大きめのプランターにあたります。ここに苗を 1株だけ 植えました。

  • 品種: サントリー本気野菜 甘小丸スイカ(接ぎ木苗)

  • 植え付け: 2026年4月18日

  • 容器: ベジコン700型 / 40L / 約700×300×H300mm / 1株

  • 場所: 裏庭のフェンス沿い。つるをフェンスに這わせる立体栽培

  • 仕立て: 親づるから出た子づるを3本に整理。その後は孫づるも伸ばすまま

  • 管理: 着果後はほぼ放任

フェンスに這わせた甘小丸スイカの株全体
フェンスに這わせた甘小丸スイカの株全体

地面を這わせる場所がなかったのでフェンスを使いましたが、結果的にこれが良かったと感じています。つるが上へ広がるぶん、限られた設置面積でも葉の量を確保できます。実は ネットの袋で吊って支えました。小玉なので袋ひとつで足ります。

収穫は2回に分かれて、合計18個

収穫は大きく2回に分かれました。

  • 第1弾: 7月4日に3個。植え付けから77日

  • 第2弾: その後さらにつるが伸びて着果し、同じ株から追加で15個

  • 合計: 18個

面白かったのは、第1弾を穫ったあとです。株を片付けずそのまま管理を続けていたら、つるが伸び直して次々と受粉し、7月下旬にはまた実が増えていました。1株で二度おいしい 動き方をします。

支柱から吊り下がる甘小丸スイカの幼果
支柱から吊り下がる甘小丸スイカの幼果

摘果はしていません。小玉なので株への負担が軽いのか、放任でも次の実が続きました。ここは大玉スイカとの大きな違いだと思います。

味はどうだったか

いちばん知りたいところだと思うので、正直に書きます。

中心部の甘さは しっかり甘い です。ピノ・ガールのような評価の高い小玉スイカ系と比べても引けを取らない、はっきり「おいしいスイカ」として食べられる味でした。

甘小丸スイカの断面
甘小丸スイカの断面

ただし、甘い範囲は狭い です。もともとソフトボール大しかないので、いちばん甘い中心部は一口ぶんくらい。そこから皮に近づくにつれて、はっきり甘さが落ちていきます。大玉スイカのように「甘いところをたっぷり」という食べ方にはなりません。

一方で シャリ感は小さいながらしっかりありました。皮は薄く、果肉は濃い赤。見た目も味も、ちゃんとスイカです。

まとめて穫ると個体差が出る

今回いちばんの反省がここです。第2弾で10個以上を一度に収穫したため、適期を過ぎたものと、まだ早いものが混ざりました。まとめ穫りは楽ですが、実ごとに受粉した日が違う以上、食べ頃も1個ずつずれています。

そして、タイミングよく穫れた個体は皮の近くまでおいしく食べられました。適期に収穫できれば、市販の小玉スイカと変わらない品質になります。逆に言えば、この品種の評価は 収穫適期をどれだけ外さないか でほぼ決まります。

次に育てるときは、まとめて穫らず、受粉した日を実ごとに控えておこうと思っています。受粉日から逆算する考え方は 受粉日の記録で収穫予測は変わる に書いています。積算温度から収穫の目安を出したい場合は 積算温度収穫チェッカー も使えます。

小ささが、そのまま価値になる

育てる前は「小さいスイカ」という認識でしたが、食べてみて印象が変わりました。このサイズだからこそ良い場面がある と分かったからです。

手のひらに乗るサイズなので、小さな子どもが食べきる量としてちょうどよいのです。普通の小玉スイカや大玉スイカは、切って皿に並べて出すことになります。ところが甘小丸なら、半分に割って、スプーンでそのままほじって食べられます

プランターで育つ甘小丸スイカと品種ラベル
プランターで育つ甘小丸スイカと品種ラベル

これが子どもに非常に好評でした。カットされたスイカを食べるのとは、体験としてまったく別物になります。自分の背丈くらいのフェンスに実っていたものを、丸ごとひとつ自分の器として食べる。育てた甲斐があったと感じたのはこの瞬間でした。

プランターで育てようとしている人へ

公式の栽培情報は地植えを前提に書かれていることが多く、プランターだと何がどこまでできるのかが分かりません。今回の結果を、そのまま目安として置いておきます。

  • 40Lのプランター1株で、18個は穫れる。特別な管理はしていない

  • 設置面積が無くても、フェンスに這わせれば葉の量を確保できる

  • 実はネットの袋で吊るだけで足りる。小玉なので支持が軽い

  • 第1弾を穫ったあとも片付けない。つるが伸び直して二度目が来る

  • サイズは野球ボール〜ソフトボール大。大玉のつもりでいると小さく感じる

  • 収穫適期を外さないことが、味のすべてを決める

品種そのものの評価としては、来年も育てます。リピート確定です。1株からこれだけ穫れて、子どもが喜ぶ食べ方ができる品種は、家庭菜園向きとしてかなり良いほうだと思います。

まとめ

甘小丸スイカを40Lプランター1株、フェンス仕立て、ほぼ放任で育てた結果は、植え付けから77日で初収穫、最終的に合計18個 でした。

味は中心部がしっかり甘く、シャリ感もある一方、甘い範囲は狭めです。まとめ穫りすると食べ頃がずれた個体が混ざるので、収穫適期を1個ずつ見ることが、この品種を一番おいしく食べる条件 になります。

この株の途中経過は プランターの小玉スイカはどこまで育つ? に書いています。品種の基本情報は 甘小丸の品種ページ、スイカ全体の育て方は スイカのページ にまとめています。

Growing log

甘小丸スイカ 2026年の栽培記録

同じ株を追いかけた記録です。この記事は全2回のうち2回目にあたります。

  1. 収穫

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